金融リテラシー出張授業
高校1年生「家庭基礎」の授業では、三井住友信託銀行の方を講師にお招きし「金融リテラシー」出張授業を実施しました。
5年後、10年後どのような生活を送っていたいか、やりたいことにはどのくらいのお金がかかるのか、想像するところから講義は始まりました。お金を使う前に貯蓄する「先取り貯蓄」を実践することで、やりたいことを実現可能なイベントへと近づけていくという考え方に、「確かに」と頷く生徒たち。何年後にいくら貯めたいか、実際に数字を入力しながらシミュレーションする中で、金利や投資についても具体的な説明を受けました。利回りについて考える時間も設けられ、最近の経済情勢では預貯金だけで目標の金額まで貯めることは難しいことを実感した様子でした。資産を運用するということを考えなければならない時代です。今は高校生の生徒たちも、いずれは自分たちで家計をやりくりしなくてはいけません。その時には今回の授業で学んだ内容を活用して、資産を運用する人が出てくるでしょう。
生徒の授業の振り返りからも将来のお金について考えるきっかけとなったことがわかります。家庭基礎の授業の締めくくりとして将来につながる大切な時間となりました。