夏の活躍 ★人権講演会★
8月に千葉市文化センターにて、人権講演会がありました。
その人権講演会にて、本校生徒が作文の朗読をしました。
とても堂々とした朗読でした。なかなかできない経験ができました。
選考くださり、感謝しております。
さて、この朗読が実現したのは、昨年のことなのですが、
「全国中学人権作文コンテスト 」において、
松戸市では、松戸人権擁護委員協議会会長特別賞
千葉県では、最優秀賞
全国では、奨励賞
を受賞した経緯がありました。
ここでも、多くの方々の評価をいただき、全国まで進むことができました。
がんばって書いた成果が認められ、良かったと思います(涙)。
去年、表彰をしていただいた様子です。
さて、受賞後、本人にインタビューをしてみました。
♪♪本人へのインタビュー♪♪
Q1 「この作文を書こうと思ったきっかけは何ですか。」
「私はこの学校に入学する前、喋れない友人と小学校生活を共にしました。目の見えない人たちと知り合いました。そのことから、盲導犬セミナーに参加するきっかけになったり、点字で手紙を書いたりすることもできるようになりました。
今、学校では、私のサポートを必要としている人はいないかもしれません。しかし、まだまだ成長過程の14歳。個人がもつ、それぞれの個性がぶつかり合ったり、傷ついたり、傷つけたりという日常がある中で、静かに見守るべきか、どんな言葉をかけるべきか。そのように最善を考えて行動することは、今まで関わってきた人たちが、私を成長させてくださった証だと感じます。人と人との出会いが、私がこの作文を書けた原点だと思います。」
Q2 「作文を書いてみて、思ったことを教えてください。」
「賞を頂いた喜びの一方で、今も生きづらさを感じながら、毎日を過ごしている人たちがいることを忘れてはいけないと思っています。より良い世の中を作り上げていくには、日々の小さな変化が大切です。学校生活において、友人の心の支えになったり、身体のサポートが必要なときは、手を差しのべること。外出時、障がい者の妨げになる行為をしない、させない。強い意思と優しい気持ちをもつこと。1人ひとりが、そんな意識をもてたら、より良い毎日に変わるのではないでしょうか。」
講演会を聞いて...
暑い暑い夏の活躍でした。
また成長が見られて、とても嬉しかったです。