5/24-26 4年生 成田研修
5月24日(水)〜5月26日(金)の3日間、成田研修が行われました。
この研修の目的は、学び・行動・思いやりの習慣化です。学びたい!という意欲を高めることの一つに、必要性を実感することがあると思うのですが、今回の研修を通して、それを実感する場面は多くあったのではないかと思います。
【1日目】
ホテルのステイマナーについての勉強,教科の勉強,翌日のインタビューに向けた練習 などを行いました。
話を聞くことも勉強することも一生懸命取り組みます。休み時間では楽しそうにはしゃいでいても、話を聞く時間、勉強の時間になるとパッと切り替えができている様子が印象的でした。
夜は、翌日のフィールドワークに向けた時間でした。翌日は、成田山と成田空港に分かれ、4・5人ほどのグループでそこにいる外国の方に英語でインタビューを行います。
インタビューのグループは、英語力や人間関係を考慮して教員が決めました。事前の顔合わせや、成田山と成田空港どちらに行きたいか決めるなどは行いましたが、もっと打ち解け、協力して活動ができるように、レクのような時間が1日目にとられました。
グループで謎解きを行います。難しく、時間内に正解したのはほんの数グループでした。
生徒たちは真剣に取り組み、楽しそうにしていました。
ーーー
レクが終わったら、英語でインタビューをするための知識を学んだり、質問したいことを決めたり、グループでインタビューのロールプレイを行いました。
ヘイ!ヘイユー!!などと突然話しかけないように、丁寧なインタビューの仕方を学びます。こういう場面では、こう言えばいいんだ!ということがわかっているのといないのとでは、大きく違いますよね。
ある程度、流れで伝え方を学び、自分たちで考えた質問も取り入れ、練習をします。がんばれ〜〜!
【2日目】
フィールドワーク(成田山・成田空港),発表準備 などを行いました。
たまに晴れる曇りといった天気で、風は涼しく、絶好のフィールドワーク日和でした。
最初は外国の方に話しかけることに躊躇していた様子でしたが、1組話しかけることに成功すると、自信がついたようで、どんどん話しかけていく様子が見られました。
見知らぬ人に声をかけることは、日本人同士でも勇気のいることで、主な言語が違う方に話しかけるのはもっと勇気が必要ですよね。
中には15組にインタビューできたところもあったようです。声をかけても必ずインタビューに応じてもらえるとは限らないので、たくさんの方に話しかけたことが想像できます。
ホテルに戻った後は、活動の振り返りと発表準備をグループで行いました。おつかれさま!
【3日目】
発表,研修の振り返り などを行いました。
このようなかたちで、グループで前に出て発表しました。下を向いてボソボソ話す生徒はおらず、堂々と発表している生徒がたくさんいました。グループの中には、発表の資料も言葉も全て英語で頑張るというところもありました。
やってみてわかることがたくさんあったようです。どんなことができて、どんなことが難しかったか、どんなことを今後やっていきたいか、たくさん書かれていました。
要約ですが、生徒の記録の一部を記載します。
・なまりのある英語も聞き取れるようにリスニングを頑張りたい。
・相手が話してくれた時の自分の反応にバリエーションを加えたい。
・身振り手振りや単語などでがんばれば意外といけるという実感を得た。
・様々な国の文化や特徴、日本との違いを知ることができた。
・自信を持って堂々と話したほうが印象も良くなるし聞き取りやすいということを実感した。
・外国の方が笑顔で聞いてくれたり、こちらがわからない質問は別の言い方に変えてくれたりして嬉しかった。
・伝えたい単語を忘れてしまっていたのでもっと単語を覚えてたくさん話せるようになりたい。
などなど、たくさんのことを感じた学習だったようです。
今回の研修を通して、学習面はもちろんのこと、複数名で1部屋に泊まる際の気づかいであったり、ホテルのステイマナーや食事のマナーであったり、時間を守ることの大切さであったり、今後生きる上で必要なたくさんのことを学べたのではないかと思います。
今回の研修で得た学びや学びたい意欲を今後の活動に活かしてほしいと思います。