新日曜ドラマ「新・信長公記」ロケ地紹介 その伍
光英VERITAS中学校・高等学校は、新日曜ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(読売テレビ 毎週日曜日 よる10:30)の撮影に協力させていただきました。多くのシーンで本校が登場します。シリーズで紹介していきたいと思います。今回が「その伍」です。
「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」公式HPはこちらです。
https://www.ytv.co.jp/shinchokoki/
【その伍 調理室 被服室 書道室 生物室 保健室】
本校にはこのような立派な調理室が2つあります。共学化して2年目ですが、男子生徒もエプロンをして調理実習をしています。
武将たちが勢揃いして、卵焼きを作るシーンは圧巻でした。これまで長きにわたり教員生活を送っていますが、見たことのない絵でした。明智の作った卵焼きを秀吉が得意げにみやびに食べてもらっているシーンと、本多が信長に作ったハート型の卵焼きを逆にあーんと口元に運んでもらって照れているシーンが印象的です。
本校には被服室もあります。ミシンをつかって被服製作をおこなう機会もあります。こちらは今回のドラマでは登場しませんが、紹介します。
続いて、書道室です。
一目でひと味違うのが伝わると思います。大きめの机、障子、生徒の作品。写真では伝わりませんが、墨の香りに包まれています。本校には、書道専用の教室があります。もちろん授業はここで行われます。加えて、本校の書道部は全国でもトップレベルなんですよ。
ここでは、歴史上因縁の二人、武田と上杉の象徴的なシーンが描かれました。「徳川家康を」で筆が止まっている武田に上杉が送った言葉が印象的です。「自分の勝利を捨て、誰かのために戦う。さすれば、お前はもっと強くなれる。それを俺が誰よりも知っているのだから」。誰かのために熱くなる。そんなこともありますよね。
「味、薄いんだろ?」、敵に塩を送るあのおにぎりのシーン、とっても良かったです。
続いて保健室です。
南側の窓からやさしい陽光が入り込む、そんなぬくもりに満ちた保健室です。2人の養護教諭が常駐しています。もちろんスクールカウセラーも控えています。
秀吉、本多、井伊がこのベットでやすんでいました。1話の本多と信長のくだりが面白かったです。信長からほっぺたに手をあてられ照れる本多。干し柿のように甘いシーンでした(笑)。
「その伍」ラストは、生物室です。
本校には、第1生物室、第2生物室、第1化学室、第2化学室、第1物理室、第1理科室、第2理科室と、理科系の教室が7つもあります。授業ではふんだんに実習や実験の機会が用意されています。また、授業とは別に「だれでもサイエンス」「わくわく科学教室」といったイベントもあります。エッグドロップコンテストは、もはや恒例イベントと言えるくらいです。本校は、東京理科大学と連携協定を結んでおり、理数教育は、英語教育、礼法教育と並んで本校の教育の柱になっています。
ここ生物室では、信長、黒田、今川のアクションシーンの舞台になりました。今川が一瞬の隙をついて信長に背後から襲いかかる。その一撃を背中に受けながらも、全身で食い止める黒田の姿が描かれました。
「その伍」のおまけ。ちょっとした階段シリーズです。
まずは、特別棟中央階段1階から2階の階段です。
次に奏楽堂横、1階から2階の階段。
ラストは、体育館棟第1体育室下手後方階段3階から4階の階段です。
「新・信長公記」では、このようなちょとした階段も武将たちのかけひきの舞台になりました。学校中を使っての撮影は、ふだんあまりスポットがあたらないような階段にも及び、本校としては、なんともうれしい気持ちになりました。なにげない階段も監督さんをはじめ、プロ集団の手に掛かれば、こんなにも味のある舞台になるのかと驚いています。
いよいよ次回「その陸」が最終回です。お楽しみに。