「服のチカラプロジェクト」活動報告
「届けよう、服のチカラプロジェクト」は、ファーストリテイリングがU N H C R(国連難民高等弁務官事務所)と取り組む小中高校生が対象の参加型の学習プログラムで、ファーストリテイリングの社員の方から出張授業を受けた後に、生徒たちが校内や地域で着なくなった子ども服を回収し、回収された服は難民などの服を必要とする人々に届けられるというものです。
本校では7月中旬にユニクロの方にご来校いただき、生徒たちがレクチャーを受けました。
授業は映像やパワーポイントを用いたもの、S D Gsの概要やリサイクルの意義、服が持つチカラ、回収した服の活用法等について、生徒は楽しみながら学ぶことができました。
子ども服をただ集めるのではなく、なぜ集めるのか、集めた服はどのように活用されるのか、グループワークを交えながら、服のもつチカラについて改めて認識を深めることができました。
レクチャーの後は、実際にどのように全校生に呼びかけ、服を回収したら良いか、委員会内で話し合いをしました。初めはなかなか集まりませんでしたが、服の回収方法を再考したり、活動の意義を広く知ってもらえるよう各学年の福祉委員がアイデアを出して主体的に活動したりした結果、1月末の最終期限にはたくさんの衣服を送ることができました。
今回の学びを通じて、福祉委員の生徒たちは、自ら考えて行動することで達成感を味わうことができました。そして、自分たちの行動が、決して一人よがりのものではなく、世界の誰かの幸せにつながっているということも知ることができました。
福祉委員会の生徒たちからは、早くも「次回はもっとたくさんの服を回収したい」という声が出ています。今回の経験から得られた課題は、次なる目標の活動源となっていくことでしょう。
福祉委員会での「V E R I T A Sトルネードラーニング」は、まだ始まったばかりです。
※ 「V E R I T A Sトルネードラーニング」のページへのリンク
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